将来何の役に立つの?
まずは選択肢が広がります。
例えば、高専に入学するなどの可能性が増えます。
両親が文系で、プログラムの経験はナシ。
普通に学校に通っていただけでは高専という選択肢は出てこないと思います。
また、親の苦手意識に依存することなく知識や経験が得られます。
小さい頃からプログラミングなどの情報に触れている子は、新しい情報の吸収が早いです。
専門的な知識を学ぼうとしたときのハードルの感じ方が違うためです。
最終的に選択するのはお子様本人ですが、少しでもプログラミングに触れておけば将来興味を持ったときに生きてくる知識の深みが変わってきます。
プログラミング教育はなぜ必要なの?
プログラミング=男の子 は思い込みです。
男の子に比べて、女の子はプログラミングに興味を持ちづらい気がしますがそんな事はありません。
男女平等に教育されるべきです。
男子でもピアノやバレエを習うように、女子もサッカーやプログラミングを習います。
それが当たり前の時代になったのです。
女の子がプログラミングに興味を持つと「そんなのはやめなさい」と、イメージで可能性を閉じてしまうのはとても悲しいです。
親がまずプログラミングに対するイメージを変え、これからは必要になるものと認識する時代です。
どんな効果があるの?
プログラミングは小学校の授業に比べると効果がわかりにくいです。
それは点数で測れるものではないからです。
プログラムで作品を作るというと、例えるなら絵画やアートの領域に近いと考えてください。
ではどこを目標にすればいいのかというと、ひとつはプログラミングの三大要素を身につけるというゴール。
プログラミングの三大要素とは、
①順次……上から順番に処理をする
②反復……処理を繰り返す
③分岐……条件によって、処理の種類を変える
の三つです。
これが身についていれば、小学校で習うプログラミングには問題なくついていけるでしょう。
最後に
プログラミング教育の目的は「論理的思考力」を身につけることです。
「論理的思考力を身につける」だけが目的なら、算数でもできます。
その子の好みに合わせてあげるがいいでしょう。
プログラミングを勉強することの意味として「論理的思考力がつく」と言われていますが、それだけが目的なら他のやり方でもいいと思います。
大切なのは「子どもが前向きに取り組めるかどうか」で、同じ結果を得るために、プログラミングか、算数の授業か、どっちが主体的に学べるかを判断すればいいでしょう。
ただ、プログラミングで得られるものは論理的思考力だけではありません。
試行錯誤する力や、チームで作り上げる体験など、得られるものは他にもあります。
そうしたことも考慮に入れつつ、最終的に「うちの子はどんな学びが合っているのかな?」と考えていただければと思います。
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